セラミドとは
セラミドは、人間の皮膚の一番外側にある角質層の、細胞間脂質を構成する主要な成分です。
セラミドは皮膚の保湿やアレルゲンの侵入防止に役立っています。またセラミドは加齢によって減少することで、ドライスキン、しわ、肌荒れの原因となることが明らかになっています。
セラミド(スフィンゴ脂質)について
セラミドはスフィンゴ脂質と呼ばれる極性物質で、細胞膜の構成成分として生物界に広く存在しています。
発見
1884年にJ.L.W.Thudichumにより、人の脳から発見されました。
構造
一分子中に糖、脂肪酸、有機塩基を持つこと、その分子の不思議な性質から、ギリシャ神話の「スフィンクス」にちなんで、「スフィンゴシン」と命名されています。

セラミドの分布と機能
セラミドの量は一般的に冬になると減少すると言われています(夏の6割程度)。また加齢によっても次第に減少していきます。
セラミドが不足すると、乾燥肌・かさかさ肌になってしまいます。また、刺激性物質や抗原などが外部から侵入しやすくなります
