独⾃の搾油副産物を活かし、お客様の製品開発をサポートしていきたい。 Vol.6 河原 慎太郎 2016年入社 機能性事業本部 営業部 独⾃の搾油副産物を活かし、お客様の製品開発をサポートしていきたい。 Vol.6 河原 慎太郎 2016年入社 機能性事業本部 営業部

深海鮫の研究が
搾油副産物の有効活⽤に
つながった。

水産関係の大学出身の父の影響を受け、物心つく前から魚が大好きでした。大学も水産学科に進学し、深海鮫の「フジクジラ」の資源利用について研究。研究テーマは、意図せず底引き網にかかってしまうフジクジラの有効活用です。フジクジラは食べることも加工することも難しいため、肝臓から肝油を取り出して有効活用し、水産資源を無駄にしない方法を検討する研究を行いました。私の仕事は機能性素材であるセラミドやレシチンの営業として、食品メーカーや商社などを担当しています。セラミドやレシチンは、食用油を製造する上で出てくる副産物から抽出・精製されているため、大学で学んだことにつながっているのが嬉しいです。主にセラミドは美容食品や化粧品、レシチンは食品から医療品まで幅広く使われています。問い合わせいただいたお客様を訪問し、お客様の製品開発にセラミドやレシチンをどう使うかを一緒に考えていく仕事です。

生化学や油化学の知識を
増やし、販売拡大を
目指す。

セラミドやレシチンは、高純度精製が可能な企業は少なく、その性質や用途は広く知られているものではありません。そのため、最初は「こんな商品を作る過程で使ってみたい」という問い合わせから始まり、製品開発に加わって一緒に試行錯誤を繰り返しながら新製品が完成すると大きなやりがいを感じます。試作段階や検討案件、前例のない用途など、お客様のチャレンジをお手伝いでき、新しいモノづくりに携われるのがワクワクします。また、私自身が生化学や油化学の知識をもっと身につけていければ、より幅広いお客様に提案できるようになります。営業でありながら、自分の頑張りが「形」として目に見えるのも辻製油ならではないでしょうか。特にセラミドには大きな可能性を感じるので、今後は営業戦略を立てて、色んな業界に売り込んでいきたいです。

1日のスケジュール

8:00
出社したら、まずはメールチェック。レシチンは色々なユーザー様がいらっしゃるので各書類の作成を行います。食品関係のメーカー様は商品に入れる原材料の情報を管理・更新しているので、仕様書作成の依頼が多いです。その他、見積り、見解書といった文章の作成も行っていきます。
10:00
出張に出る際は、一日3件程度。お客様のところへ訪問して打合せ。どういった用途で使いたいかといったヒアリングを行います。また、既存のお客様のフォローや価格改定などの商談も行います。大阪方面などの遠方へ出向くときは、直行直帰も多いです。
14:00
書類の作成やメールでの問い合わせの対応と並行して、新規のお問合せへの対応も行います。HPを見て直接電話で連絡を頂くユーザー様もいらっしゃるため、まずは電話で詳細を伺って、商品の提案を行い、必要に応じて資料やサンプルの手配を行います。
16:00
週の初めには、営業課の中で、現在の自分の進行中の案件の報告や、今後の進め方について会議を行っています。課内での情報共有を行い、お互いに協力しながら営業活動を行っています。

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