旗振り役となり、環境負荷の少ないモノづくりを確⽴したい。 Vol.3 ⽯⽥ ⼤和 2016年入社 製油事業本部 ⽣産部 ⽣産管理課 旗振り役となり、環境負荷の少ないモノづくりを確⽴したい。 Vol.3 ⽯⽥ ⼤和 2016年入社 製油事業本部 ⽣産部 ⽣産管理課

各部⾨のデータを集約し、
それを評価する仕事。

私は昔から環境問題に興味がありました。工学部に進学して化学工学や環境土木、エネルギーなどを複合的に専攻し、大学院では放射能について研究していました。石油プラントの設計に憧れていたので、それに近い食用油プラントに携われる辻製油を選びました。生産管理課では、主に予算と実績の作成、原料・資材の購買及び在庫管理を担当しています。具体的には工場で使用した電気や蒸気、修繕費、原料・資材の使用量などをもとに、原単位や食用油の原価を算出します。これは、1ヶ月単位の実績を評価する指標や、食用油の販売価格を決定するための重要なデータとなります。また、昨年実績や食用油業界全体の相場動向、原料・資材の価格相場の動向、会社の方針などを上手く落とし込んで予算を決定しています。

関係部門と協力し、
原価管理システムの
開発などにも挑戦。

製油事業は工場から営業、業務、品質管理、研究開発などまですべての部門が協力することで成り立っています。私が所属する生産管理課は新設部門であり、各部門からあらゆるデータを集め、それを生産に活かすのがミッションです。工場長やオペレーターと「あの設備は稼働が落ちている」など設備の状況についてヒアリングするほか、原料の入出庫や管理を行う業務部門をはじめ、経理部門とも連携して原価管理システムを開発しました。私の目標は、環境にできるだけ負荷をかけないモノづくりの確立です。すでに当社では、三重県内の間伐材の木質チップを利用したバイオマスボイラーを熱源として発生した蒸気で食用油を生産しており、さらに排出された温水を近隣のトマト栽培施設の冷暖房に使うことで、工業と農業を組み合わせた最先端事業にも取り組んでいます。

1日のスケジュール

8:00
出社したら、まずはメールチェック。経理部だけではなく、外部の企業と協⼒したプロジェクトもあるので、進捗の共有などのメールの送信なども⾏います。
11:00
様々な数値を集計していきます。紙やエクセルだけではなく、ときには実際に工場まで水道やバイオマスの使用量のメーターを見に行くこともあります。
15:00
各エネルギーや環境に係る関係書類の作成。製造のためにどれだけ環境に負荷をかけたか、どれだけ有機溶剤を使用したかなどを調べ、書面にまとめます。
17:00
⽉初めは様々な報告などがあるため忙しいのですが、それ以外ではできるだけ残業を減らしていく⾵⼟があります。どんなに遅くても18時半には退社しますよ。

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